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01月私たちが選んだ道 2
やっと信頼できる大工さんを紹介されて
そこで2月に、X社とおつきあいのある他県の大工のHさんを紹介して頂きました。
そして、さらにその方の紹介で、建設予定地に近い、地元の大工のSさんを紹介して頂くことになりました。
この時は、Hさんとお会いできたことを私たちは心から喜びました。
熟年の女性の方でしたが、仕事にとても意欲を持たれている方でした。
すでにX社だけでは心許なくなってきておりましたので、Hさんの「ログハウスは必ず建てます」という言葉はとても心強かったのです。
X社に対する主人の不安はだんだんと大きくなってきました。
そこで、ログハウスの代金が間違いなく振り込まれているかどうかをX社に確かめたところ、「オーシャンフレート(船運賃)を振り込んでくれれば、いつでも出荷できるよ」というカナダのログビルダーからのFAXのコピーを頂きました。
そこで、X社とHさんと私どもの三者で再契約が取り交わされ、工事遅れの延滞金の話も進み、Hさんとの打ち合わせも電話やFAXで毎日のように行われました。
4月、私たちは現場の近くに引っ越してきました。
この頃から、基礎工事はHさんの指示でSさんが動くといった形に決まりました。
工事着工代はHさんに支払い、それがSさんに流れて工事が進むはずでしたが、またもなかなか工事が進みません。
そんなある日、X社について詳しい方から、お電話を頂きました。
その方から、カナダのメーカーに間違いなく代金が振り込まれているかどうかを直接カナダに確かめてみた方がいい、と勧められ、主人が電話をしたところ、ログの代金としての入金が一切なく、従って丸太も全く削っていない、ということを告げられました。
その後、振り込みを確認したカナダからの書類は、カナダからの他の方宛のFAXの書類に私どもの名前を書き入れ、数字を変えてコピーし、偽造したものであることもわかりました。
また、ランバー、建具などをお願いしていたカリフォルニアの会社にも電話で確かめたところ、やはり、代金は振り込まれておりませんでした。
(つづく)