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01月私たちが選んだ道 4 (最終回)
すべて直接取引に変更して
しかし、逆に多くの人たちに色々な面で助けて頂くことも出来ました。
例えば、中間業者を一切除いたので、本来なら輸入の通関手続きの手配を自分たちでやらなければならなかったのですが、主人の前の会社の方に全面的に助けていただき、本当に感謝しております。
また、以前X社にいらして、現在は独立されている設計者の方と再契約をすることが出来、この方にもずいぶんお世話になりました。
ランバー、建具などは、X社が頼んでいたカリフォルニアの会社に事情を話し、ログのメーカー同様に私たちと直接契約を交わし、改めてお願いすることになりました。
そして夏になろうとする頃、私たちの土地に丸太、ランバー、建具が3回に分けられ到着しました。
それが、Sさんをはじめ、地元の大工さんのおかげで形になっていくのを見るのは、本当に夢のようでした。
メーカーを信じ切ること、それは大きな賭け
ことを起こしてから1年半になりますが、今というこの時勢に家を持つことがいかに大変かということを実感しました。
また、ごく一部のメーカーだけなのかもしれませんが、日本でのログハウス関係の会社のいい加減さ、港での通関時におけるログハウス業界の信用のなさに驚いています。
今後はX社に支払った金額を返して頂けるよう弁護士さんと相談して頑張るつもりです。
これからログハウスを建てられる方にアドバイスできることは、輸入物は魅力があると同時にとても怖いということです。
また、いくら信用できる方でも信じ切ってはいけないということです。
そして建築についても、ビジネスとして事を進めるべきだったと反省しております。
もし私たちが2棟目のログハウスを建てるとしたら、まずログハウスメーカーにログ代を立て替えていただき、ログが到着したときに3分の1をお支払いする・・・くらいのことが出来るログハウスメーカーを選びたいと思っています。
主人曰わく「だまされた人間が結局バカなのだ」そうです。
以上