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01月迫力ある階段が印象的な別荘
千葉さんがご自宅から車で1時間強の場所にログハウスの別荘を建築したのは1昨年のことです。
別荘地は房総の浜辺にほど近い、美しい緑の中です。
「3年前、こっちに遊びに来たとき、偶然見つけた土地なんです。値段も安かったし、それから3日後にはすぐに購入することにしました。それからは嬉しくて毎週土地を見に来たんですよ。おにぎり持ってね。
それで『こういう角度で建てたらいいんじゃない?』なんて話したりして、その頃から別荘を楽しんでいます」とおっしゃる千葉さん夫妻。
その千葉邸の外観は、迫力ある丸太と対照的なかわいらしい小さな白いドーマーがポイント。
お二人は、建築中も熱心に現場に足を運んだそうです。
「それこそ、しょっちゅう見に来ていました。見に来ると、どんどん工事が進んでいるときも、思うように工事がはかどっていないときもあってね。そのたびに喜んだり心配したりと・・・。その頃が一番エキサイティングだったなぁ」と当時を振り返っています。
こうした千葉さんの愛情にはぐくまれて(?)完成した別荘の玄関を入ると、開放感溢れる高い吹き抜けと自然木の手すりをあしらった迫力ある階段が出迎えてくれます。
その階段を挟んでアーチウェイ越しの右にリビング、左にキッチンとダイニングがあります。
ロフトは二部屋。
いずれも東西南北どの方向にも風が抜けるよう、窓の位置が工夫されています。
夏場など特に熱気がこもりがちなロフトの部屋には、なかなかのアイデアですね。
実際の住み心地も、
「木は飽きが来ませんね。とても落ち着きます。夏は涼しく、冬はほんわり暖かいんです。断熱効果は抜群だし。
それからガッシリした暖炉のロマンチックな炎のムードは最高ですね。
ただ、メンテナンスは大変です。屋根のないテラスなどは、年に何回も防腐剤を塗ります。
あと、ラーチ材はヤニも出ますから、その始末も大変です。色々ログハウスならではの欠点はありますよ。でも、ログハウスって月日がたつにつれて家と自分が一つの自然の仲間のようにどうかしていく気がしています。」とのこと。
完成後2年。
雑用もようやく片付き、これからは本当にリラックスした時間が送れそうな千葉さんです。